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こんにちは!イラストが大好きなグラフィックデザイナーのジュンです。 趣味でイラストを作るのが好きで、時々フリーランスで仕事をさせてもらっています。
イラストレーターは、自分のアーティスティックな面を発揮し、クリエイティブにソリューションを提供できる、最もクールな仕事のひとつだといつも思っています。 もちろん、絵を描くことが好きであればのことですが。
趣味でイラストを描くのは楽しいですが、イラストレーターを目指すとなると、意外と大変です。 絵が上手ければイラストレーターに向いていると思われるでしょう。 しかし、それだけではありません。
今回は、イラストレーターになるために必要な手順やスキルなど、職業としてのイラストレーターについて詳しくご紹介します。
イラストレーターとは
CMやファッション、絵本、雑誌、新聞などの出版物において、その背景を説明するためのオリジナル画像を作成するのがイラストレーターです。
イラストレーターは、ペン、鉛筆、ブラシなどの伝統的なメディアを含む複数のメディアを使用します。 グラフィックイラストを作成するイラストレーターもいるので、手描きのツール以外に、Adobe Illustrator、Photoshop、Sketch、Inkscapeなどのデジタルプログラムも使用します。
通常、イラストレーターはマーケティングチームやデザイナーと協力してビジネスを推進したり、出版社や編集者と協力して教育、政治、その他非商業的な目的のためにイラストを作成したりすることがあります。
なぜなら、イラストレーターはクライアントから依頼されて仕事をするのに対し、アーティストは自分の感性で作品を作ることが多いからです。
イラストレーターの仕事とは
イラストレーターといっても、いろいろなタイプがあるので、できることはたくさんあります。
例えば、児童書のイラストレーターが多く、その他、ファッションイラストレーター、メディカルイラストレーター、広告イラストレーター、出版イラストレーターなどがあります。
皆さんは、イラストレーションを専門とするグラフィックデザイナーとして活躍されていますが、中には人体画像や3Dモデリングなどを手がけるメディカルイラストレーターとして活躍される方もいらっしゃるかもしれません。
フリーランスのイラストレーターは、手描きスタイルの需要が高く、通常1回限りの仕事であることから、フード&ビバレッジ業界で働く人が多いようです。
イラストレーターになるための4つのステップ
イラストレーターをプロの仕事として考えている方は、以下のステップを踏んで準備を進めてください。
ステップ1:イラストの基本を学ぶ
イラストレーターになるために必ずしも4年制大学の学位を取得する必要はありませんが、コンセプトや基本を理解するためにいくつかのコースを受講することは間違いなく良いアイデアです。 準学士号を取得したり、トレーニングプログラムを行うことも人気のあるオプションです。
実際のコースを受講することで、より方向性が定まり、さまざまなプロジェクトをこなし、教授やクラスメートに助けてもらうことができるので、独学で学ぶよりもメリットがあります。
また、キャリアアップに欠かせないポートフォリオ作成のスキルやテクニックを学べるというメリットもあります。 雇用主によっては、より高いポジションに応募する際に学位が必要な場合もあります。
ステップ2:自分のスタイルを見つける
水彩画が得意なイラストレーターもいれば、デジタルイラストやペン画が得意なイラストレーターもいます。
どのメディアを使うかは問題ではありません。最も重要なことは、自分のスタイルを明確にし、群衆から際立つことです。それは、次のステップであるポートフォリオの構築に影響を与えるからです。
ステップ3:強力なポートフォリオを構築する
では、ポートフォリオには何を載せればいいのでしょうか? 通常、イラストレーターは様々なスタイルのイラストをポートフォリオに載せます。 多様性を見せるのは良いことですが、大まかなスタイルを統一し、「見せ過ぎない」ようにしましょう。 つまり、自分の「弱さ」を見せる作品を載せないということです。
例えば、水彩画が特に得意でない場合、水彩画のプロジェクトをポートフォリオに載せる必要はありません。なぜなら、できることを示すためだけにそこそこの作品を載せても、何の役にも立たないからです。
自分のスタイルを表現した作品をポートフォリオに入れることで、求めているものに近づくことができ、自分の能力を一番発揮できるからです。
もうひとつのコツは、ポートフォリオをオンラインでアクセスできるようにするか、デジタルコピーして、ソーシャルメディアやフリーランスサイトで共有できるようにすることです。
ステップ4:仕事を探す
イラストレーターの仕事は、グラフィックデザイナーほど簡単ではないので、人脈作りが大切です。 そのため、人脈作りやコミュニケーション能力は、必須スキルのひとつと言えます。
イラストレーターを目指すなら出版関係のイベントに参加したり、新卒ならポートフォリオレビューを受けたり、ネットで企業とのコネクションを作ったり。 広告代理店もイラストレーターを採用することが多いので、忘れずにチャレンジしてください。
フリーランスのイラストレーターになりたい場合は、Fiverr、Upwork、freelancerなど、いくつかのフリーランサーサイトを利用することもできます。需要はたくさんありますが、私の経験では、給与レートは理想的ではありません。
イラストレーターとして必要な6つのスキル
イラストレーターになるには、絵の技術だけでなく、クリエイティビティ、ネットワーク、タイムマネジメント、ストレス処理、そしてソフトウェアのスキルも重要です。 ここでは、なぜイラストレーターにこの6つのスキルが重要なのか、さらに詳しく説明します。
1.創造性
ストーリーテリングは、クリエイティブの最も重要な要素のひとつと言えるでしょう。 イメージでいかにストーリーを伝えるか。 これがクリエイティブのプロセスで最も難しい部分ではないでしょうか。
多くの人は、創造性は才能だと信じていますが、私は誰もが自分なりに創造的であり、創造性は学び、発展させることができると考えています。
アイデア出しが得意な人もいれば、実技の知識が豊富な人もいます。 メディアやツールを知れば知るほど、クリエイティブなアイデアを表現できるようになります。 実は、手仕事を増やすことで、脳の活性化にもつながるんですよ。
だから、道具の使い方は知っているけど、自分はあまりクリエイティブではないと思っている人は、あまり深く考えずに、描く、磨く、はねる、などを始めてみてください。 クリエイティブな思考を鍛えるにはいい方法だと思います。
2.図面
イラストレーターは絵を描くことが仕事ですから、デッサン力は重要です。 デジタルでも印刷物でも、絵の描き方は必要です。 筆で描くのが得意な人もいれば、鉛筆やタブレットでスケッチするのが得意な人もいます。
また、どのようなイラストレーターになりたいかにもよりますが、例えばファッションイラストならデッサン力は必須ですし、児童書のイラストなら色鉛筆やクレヨン、水彩などの描き方も知っておくといいでしょう。
個人的には、デジタルの方が描きやすいのですが、まずは紙にスケッチするのが好きです。
3.タイムマネジメント
だから、企画が決まったらすぐに創作活動を始めるべきです。 イラストレーターを職業とするならば、先延ばしは良くない習慣です。
フリーランスにとって時間管理は非常に重要です。 決まったスケジュールがないと、時間を忘れたり、気が散ったりしがちです。 だからこそ、時間管理のスキルを身につけることが重要です。 締め切りに間に合わないようなことは避けたいものです。
毎日ToDoリストを作成し、プロジェクトの締め切り数日前にはリマインダーをかけるようにしましょう。 最後の仕上げのためのスペースも必要です。 クリエイティブな仕事には、調整が必要なものです。
4.ソフトウェア
イラストレーターは、最終的にデジタルで作品を作ることになるので、デザインソフトの基本的なスキルを知っておくことは必須です。 ソフトを使いこなす必要はありませんが、トレースやテキストの追加など、基本的なことはできるようにしておく必要があります。
レストランのメニューや出版物を考えてみてください。クライアントが物理的なコピーを持ち、メニューや本を何部も印刷することはできません。 だから、手描きの絵をデジタル化する必要があるのです。
また、最近はあらゆるものがデジタル化されているので、グラフィックイラストの需要も高くなっています。 印刷用とウェブ用で異なるバージョンを得るために、イラストをコンピューターにスキャンしてトレースする必要があることもよくありますね。
イラストレーターがよく使うソフトには、Adobe Illustrator、Photoshop、CorelDraw、Procreateなどがあります。
5.ネットワーク/コミュニケーション
人脈作りはコミュニケーション能力と密接に関係しています。 人脈作りは非常に重要です。 なぜかというと、イラストレーターはほとんどの場合、それで仕事を得ることができるからです。
業界サークルのネットワークイベントに参加し、適切な人物に話しかけることが重要です。 ネットワークイベントに参加する準備をし、自分をアピールする方法を知り、良いコネクションを作る!それには、良いコミュニケーションスキルが必要です。
就職してからは、クライアントと一緒に仕事をすることになるので、クライアントのニーズを理解し、自分の考えを明確に伝えるコミュニケーション能力がより重要になります。
6.ストレス対応
イラストレーターというと、一見クールでストレスがなさそうですが、先ほども言ったように、意外と簡単なことではないんです。
時間管理がうまくいかない、同僚やクライアントと意見が合わない、アイディアが尽きた、などのストレスがあるかもしれません。
私もかなり経験しましたが、簡単なことではありませんでした。 では、ストレスとどう付き合えばいいのでしょうか?
アイデアが出尽くしたら頭を休め、意見が対立したら数分歩いたり呼吸を整えたりして、自分自身を休ませることです。
まとめ
上記のようなスキルがあるのですね。 リストにあるすべてのスキルがなくても、時間をかければ鍛えられますし、どんなタイプのイラストレーターになりたいかによって、その特定の分野でより重要なスキルもありますから、心配しないでください。
例えば、出版イラストレーターは著者とコミュニケーションをとりながらイラストを制作するため、コミュニケーション能力が非常に重要ですし、ファッションや広告のイラストレーターは人目を引くデザインを制作するため、画力と創造性が不可欠です。