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ドロップシャドウは、Illustratorでオブジェクトやテキストに簡単に適用できる効果です。 私はいつもこのテクニックを使って、デザイン上のテキストを強調しています。 おそらく、何かを影で強調するにはどうすればいいか、と思っていることでしょう。 さて、見ての通りです。
今回は、Illustratorでドロップシャドウを追加する方法と、シャドウの設定オプションについて説明します。
なぜ、オブジェクトにドロップシャドウを付けるのか? 下の例を見てみましょう。
ドロップシャドウをつけると、文字が浮き出て(つまり読みやすく)、かつ画像になじむようになります。
その変身ぶりをご覧になりたい方は、続きをご覧ください。
Adobe Illustratorでドロップシャドウを追加する
ドロップシャドウの追加は、基本的に効果の選択と設定の調整という2ステップで行えます。
注:スクリーンショットはAdobe Illustrator CC 2021 Mac版を使用しています。 Windowsやその他のバージョンでは、異なる表示となる場合があります。
ステップ1. オブジェクトを選択し、オーバーヘッドメニューから 効果 > スタイライズ > ドロップシャドウ .
注:「効果」メニューには2つの「スタイライズ」オプションがあり、「効果」の下にあるものを選択することになります。 Illustratorエフェクト .
Photoshop EffectsのStylizeオプションは、「エッジを光らせる」効果を適用するためのものです。
ご覧のように、ドロップシャドウのオプションをクリックすると、設定ボックスが表示され、オブジェクト(私の場合はテキスト)に標準的なドロップシャドウが追加されます。
ステップ2. シャドウの設定は、ブレンドモード、シャドウの不透明度、XとYのオフセット、ぼかし具合、シャドウの色など、いくつかの項目で調整できます。
ドロップシャドウの設定について簡単に説明します。
デフォルトのシャドウ モード 通常のドロップシャドウの効果を得るには、このオプションを使用します。
を調整することができます。 不透明度 値が高いほど、その効果は顕著になります。 プリセットの不透明度は75%で、かなり良い値です。
XオフセットとYオフセットは、影の方向と距離を決定します。 X オフセット は、水平方向の影の距離を制御します。 正の値は右側に、負の値は左側に影を適用します。 Yオフセット は、垂直方向の影の距離を変更します。 正の値は下向きに、負の値は上向きに影を表示します。
ブラー 結構わかりやすいと思います。 ぼかしの値を0にすると、シャドウがかなりシャープになりますね。
例えばこのスクリーンショットでは、「ぼかし」の値を0に変更し、「オフセット」の値とブレンドモードを少し変更し、シャドウの色をワイン色で不透明度を低くしたものに変更しました。
を変更したい場合 カラー をクリックすると、カラーピッカーウィンドウが表示されます。
ヒント:プレビューボックスがチェックされていることを確認し、編集中に効果がどのように見えるかを確認することができます。
いろいろ試してみてください。
OK、これでかなりいい感じだと思います。 をクリックしてください。 よっしゃー ボタンを押して終了です。
One More Thing (Extra Tip)
作成したドロップシャドウの効果は保存されるので、同じドロップシャドウを付けたいオブジェクトが複数ある場合でも、再度設定を見直す必要はありません。
オーバーヘッドメニューで、次のように選択するだけです。 効果 > ドロップシャドウの適用 を選択すると、新しいオブジェクトにも同じ効果が適用されます。
本日はここまで
ドロップシャドウでテキストを強調する意味はお分かりいただけたでしょうか? 色を変えずにテキストやオブジェクトをより見やすくする簡単なソリューションです。 多色使いのデザインで正しい色の組み合わせを見つけるのに苦労するのはよく分かるので、このソリューションがあなたのためにもなることを願っています。